カーライフ小話18 トヨタ博物館
2016/12/12
何べんでも訪れたい場所ってのが、皆さんそれぞれあると思いますが、
私にとってはトヨタ博物館はその一つです。
最初に訪れたのは名古屋在住の友人の結婚式だったかと思います。
もうたぶん20年近く前。
トヨタ博物館は名古屋から車で30分ほどの距離にある
長久手市にあるのですが、この長久手はちょうど、愛・地球博の会場となった町。
20年前に行ったときは地下鉄の終点から、バスに乗っていかないと、
いけないとても不便な場所であったのですが
現在はリーモという浮上式の交通システムが地下鉄駅から
地球博が行われた、「モリコロパーク」まで伸びていまして、
この長久手は住みよさランキングが愛知県ナンバーワン、
全国でも2位という町になったのだそうです。
この長久手に地球博をもってきたのは、多分にトヨタの力が
働いていることは想像に難くありませんが。
さて、このトヨタ博物館。意外なことに歴史はそう古くはなく、
なんとトヨタ自動車の50周年記念事業として開館されたもので
開館は平成元年。そんでもって10周年の平成11年には新館が
オープンいたしました。
私はこの新館は初めて見たのですが、日本のモータリゼーションの
進展が描かれておりまして、なかなか興味深かったですよ。
わたしが特に興味あったのは初代のカリ∸ナ
なんでかと申しますとですね。
私が物心ついたときのうちの車だったんですよね。
色は黄色って言ってたけどからし色見たいな
色。母が黄色がすきだってんで、親父が選んだらしいです。
その後小学校の3,4年生ぐらいまで、うちにおりましたが、
あんまり乗ってなかったのか、たしか走行5万キロもいかず
下取りに出してしまいました。
一応屋根ありガレージでしたしね。
父もマメに手を入れていましたから、
程度は結構よかったような気もします。
ここで、フルレストア済みのカリ∸ナに会えるとは
思いませんでした。
それにしても、やはり圧倒されるのは、
クラシックカーや、60年代の名車たちですね。
そしてすごいことに。ほとんどすべての車が本物で
レプリカではなく(レプリカはビートルの初期型と
ベンツ3輪車のみ)で、すべてが現在も実働可能なことです。
そしてコンパニオンの皆さんの礼儀正しい接遇。
お辞儀の角度は寸分の狂いもありません。
いやはや、何度でも訪れたくなるところです。
写真とりまくりです。
さて何台ご存知ですか??
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