スーパーカー列伝52 トヨタセリカXX2800GT

こんにちは

80年代の日本の自動車メーカーは
あの悪夢のような排気ガス規制
対策に何とか目処をつけ

オイルショック前のような
高性能な車を登場させようと
していました。

とりわけ、排ガス規制では
戦略のミスから、
エンジンががたがたに
パワーダウンしていた
トヨタはその思いは
強かったでしょう。

80年代初頭の日本の自動車メーカー
には欧米の有名メーカーに
追いつけ、追い越せの熱気が
充満していました。

1980年にはトヨタは
話題作EX-8を大阪国際モーターショーに出品。
そして1981年、トヨタソアラとして世に出します。

この話題作のエンジンルームには
久々の新型6気筒ツインカムエンジン
5M-GEUが搭載されておりました。

2800CCから、170馬力をひねりだす
このエンジン。
当時としては驚きの高性能でありながら
電子制御による燃料マネジメント
そして油圧ラッシュアジャスターの
採用によるメンテフリー
加えて、タイミングベルト駆動による
静粛性の向上など、
その高性能とは裏腹な
扱いやすさに、
「スーツを着たツインカム」
などと言われました。

さてセリカXX

こちらは、セリカのエンジンコンパートメントを
延長して、アメリカ向けに6気筒エンジン
を搭載するモデルとして1978年に登場。
XXはアメリカでは「ポ○ノ」用語のため
このときから輸出名は「スープラ」でした。

そして1981年、ソアラの登場に続いて、
新型として2代目XXが登場します。

ソアラが、メルセデスベンツSL風だったのに
大して、こちらはアメリカ市場を意識した
ファーストバック、
そしてフロントには、スーパーカー然とした
リトラクタブルライトを採用します。

車両重量が、ソアラに比べ軽量だったことも有り
最高速度はソアラを上回ったようです。

そして、決めてはCM
なんとキャラクターとして
御大「コーリン・チャップマン」を起用します。

当時、ロータスはなぜかトヨタと蜜月で、
トヨタ製のミッションや、トヨタ製のリヤ
コンビネーションランプを採用しておりました。

これはあくまでトヨタ→ロータス
であって、逆はなかったのですが、
「セリカXXの足回りはロータスチューンらしい」
という、セリカXXハンドリングBYロータス
というまことしやかな噂(嘘)
とあいまって、セリカXXの名声を高めたのでした。

実際のところ、セリカXXはセリカのエンジン
ルームを拡大して、6気筒が
載る様に設計しなおしたという背景から
わかりますように、高速安定性では
ソアラとは似ても似つかない
車だったようですが、

ソアラより軽量で、
空気抵抗も少なかったため
久しぶりに国産車で
200キロを越える車になりました。

また内装もトヨタお得意のデジパネ。
また8ウェイに調整ができるという
スポーツシートなど、スポーツムードと、
トヨタらしい解りやすい豪華さを備えたGTとして
若者の心を鷲づかみに
したのでありました。

しかし一方で、チューニングベースと
しては、5M-GEUはどうも軟弱
だったようですね。
私が読んだ本の中に
ボルトオンターボ装着で
エンジンブローしたという
エピソードがありました。

それに比べると日産L型なんて
のは恐ろしくタフだったらしい
ですね。

まあ、チューンしないで
おとなしく乗れってことでしょうか。

80年を彩った豪華で先進的なGTでした。

XX

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