スーパーカー列伝78 フェラーリ400シリーズ

こんにちは

いまでこそ、スーパーカーメーカーが
セダンタイプと申しますか
実用的な後席をもつスーパーカーを
つくることはそうめずらしいことではなくなってきました

(例、マセのクワトロポルテ、ポルシェのパナメーラ等)

しかし、そのパイオニアはこのフェラーリ400だと思うのです。

フェラーリは、この400シリーズを出す前にフェラーリデイトナ
(365GTB)のシャシーを流用して365GTC/4を発表しました。

このGTC/4ですが、デイトナ的曲線と
その後のBBのようなテイストを混ぜ合わせたような
フロントマスクでなかなかかっこ良いのですが、
デイトナベースということで、後席が物置に
しか使えないと不評でした。

そこで、もう少しまともな後席がついた
クーペのような車として、400が改めて発表
されたのです(デビュー当時の名称は365GT4/2+2)

その後エンジンが拡大されて、
400となり、その後インジェクション化されて
400i,さらにエンジンを拡大されて
5リッターエンジンを搭載された際には
412と呼ばれるようになりました。

私が子供のころの記憶をたどりますと
本車は400ATと呼ばれていたように思います。

この車にはなんと、フェラーリとしては初の
採用となるGM製の3段オートマチック
トランスミッションが用意されていたのです。
日本仕様にはこのオートマチック仕様のみ
正規輸入されていたので、
400ATと呼んでいたのだと思います。

さて、フェラーリの最高峰
4,4リッター12気筒を搭載した
400は最高出力は340馬力と
公称されておりましたが、
フェラーリ一流の理想的
条件に基づく
希望的出力だと思われますので
ここまでは出ていないと
おもわれますが、最高速度は
時速250キロとアナウンスされておりました。

クリーンでシャープなイメージの
400シリーズは、
その美しさとも相まって、長寿モデルとなり
1972年から1989年まで
17年の長きにわたって生産されました。
スーパーカー的要素を持つ実用的
スポーツカーとして長く唯一無二の存在だった
400はその後も456というニューモデルに
引き継がれたのです。

さて、この車、
子供のころは、スーパーカーの中では
地味な存在で、
スピードも大して速くはなかったので
あまり興味のない存在だったのですが
いま、改めて見直してみると
実に魅力的だと思います。

いわゆるスーパーカーファンのみなさんも
いつもシャカリキになって飛ばすのではなく
ゆったりと流してみたいという
気分になることがあるのでは
ないでしょうか

そんなとき、その相棒が
フェラーリのエンジンを積んだ
エレガントなクーペだったら
というのは
だれでも夢想することなのでは
ないでしょうか。

それから、私が思っているだけかもしれませんが
日本車でこのイメージを拝借
した車も結構あったのではと思います。
後ろから眺めるとN社のS(通称日本というやつ)
前の方から眺めると一連のH社のリトラクタブルセダンシリーズ

皆さんどう思われますか?

vintage_412_engine

img_1

2109_o

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です