スーパーカー列伝80 ホンダシティーターボⅡ

こんにちは

ついに80回を数えました本シリーズ

なんとか100本ぐらいは書けるのではと

思いつつ始めましたが、だんだん近づいてまいりました。

 

さて、本日は、わが国のコンパクトスーパーカーをご紹介

 

ホンダシティーターボⅡです。

 

ホンダシティは、かの有名な

マッドネスの奇抜なCMにより、一躍人気を得ました。

なにせ、今でこそ当たり前ですが

居住性確保のために、めちゃくちゃ車高を

上げたのです。

その高さなんと1470mm

当時としては考えられない高さ。

全長は3.4メーター足らずと

軽自動車なみですから、

なんとも漫画チックなスタイリングな

車が出来上がったのですが、これを

逆手にとってこれまでにないユニークな

車として売り出したのです。

トランクルームに折りたたんで搭載される

ゼロハンバイク「モトコンポ」もその

ユニークさを強調するのに一役買いました。

車そのものは、シビックが上級移行したことによる

穴をうめる「まじめな」ベーシックカーで、

1.2リッターの高圧縮エンジンを搭載して

良好な燃費を得ることに成功していました。

漫画チックな外観は、あくまでまじめに

居住性を追及した結果だったのだと思います。

 

さて、若者にも人気を得たシティーは

登場から1年もたたぬうち早くもスポーツモデルを

発表します。シティーターボの登場です。

1.2リッターからなんと100馬力(当時のグロスでの出力表示ですが)

を発生したターボは、走りはどっちかというと眠かった、

シティーに新たな魅力を加えたのですが、

その1年後には、なんともびっくりの車が用意

されていました。

 

これがターボⅡ 通称ブルドックです。

シティーのボディーに、なんと、ブリスターフェンダーを

着せ横幅をアップ。

そしてターボエンジンにはインタークーラーを装着し、

ターボから10馬力アップの

110馬力を発生させました。

ターボⅡの車両重量は735キロと

かなり軽量でしたので

パワーウエィトレシオは6.7kg/psと

スポーツカー並みの値を示したのでありました。

さらにこれをなんとレギュラーガソリンで達成し、

加えてターボでもリッター17.6km/L(10モード)

を達成していました。

当時高性能車として名をはせていた

トヨタソアラ2800GT(1305kg、170PS)ですらパワーウエィトレシオは

7.6kg/psぐらいでしたので

いかに驚異的だったかお分かりいただけるかと

思います。

加えてこの車にはホンダらしいギミックがあり

4000回転以下でアクセル前回にすると

10秒間ターボの加給圧を10パーセントアップ

するという心憎い装備(スクランブルブースト)

がありました。

 

ヨーロッパでは、この種のハッチバック車の

高性能モデルをホットハッチと呼びましたが

シテイターボⅡはそれを超え、一種のホモロゲ

モデルのような雰囲気をかもし出していました。

 

 

その後シティーには、ターボⅡのワイドボディーから

屋根を取ったカブリオレや、

超低燃費仕様のEⅢなどさまざまなモデルが投入

されるのですが、

日本が次第にバブルに向かっていくにつれ、

人々が、ベーシックカーからより

上級の車への憧れが強くなるにつれて、

シティーは次第に人気を失い。

次期モデルは、トールボーイスタイルを捨て去った

お安いパーソナルカーのようなペッタンコもでるに

なってしまうのでした。

 

それにしても、

こんな面白い車が当時新車でわずか

120万円代で購入できたのです。

財布の軽い若者にとっては、

手の届く夢だったでしょうね。

 

シティーターボⅡは、カブリオレなどと

ともに、たまに中古車も流通することが

あるようですが、新しいモデルでも

車齢30年を数えますから

程度の良い個体を見つけるのは

至難の業でしょうね。

日本がいまより元気だったころの

魅力あふれるコンパクトカーでした

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