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スーパーカー列伝40 ポルシェ911カレラ3.0 ’76

   

こんにちは。

新年早々第40回を迎えることが出来ました。
皆様からの励ましが、継続の原動力です。
引き続きよろしくお願いします。

本日はポルシェ911カレラ3.0’76です。

え、 なんか妙に細かい?

すみません、うちに生息しているやつでして。

ポルシェの930ボディーのカレラは当初(1974年モデル)は
あの名車の誉れ高い73カレラの2.7リッターエンジンを搭載
していたのですが、

次第に厳しさを増す排気ガス規制の波にもまれ、
ついに1976年に3リッターエンジンを搭載します。

ついでに言えば、こいつは同年登場した
930ターボのエンジンからターボをとっぱらった
エンジンです。

ですので、930ターボ、ターボなし
ともいえる(言えないか)エンジンです。

空冷のポルシェは、真ん中にクランクケースを置いて
その横から、各気筒シリンダーにスタッドボルトを通して締め上げる
というような構造になっているのですが、

じつはセンターのクランクケースはアルミではなく
軽量化のためマグネシウム合金製だったんですが
こいつが結構オイル漏れの原因になるもので、

ターボ導入に際してアルミ合金製のクランクケース
に変更します。
カレラ3.0のエンジンも基本的に同じです。

加えて2.7から更なるボアアップを図り
ライナーがない状態のシリンダーの内面には
ニッケルとシリコンの化合物をメッキ

高い硬度と、潤滑性を確保します。
いわゆるニカシルシリンダーを採用。

それからもうひとつはそれまでのクーゲルフィッシャー製
フューエルインジェクションから、排ガス対策に配慮した
ボッシュ製機械式インジェクション
K-ジェトロニックを採用したことです。

結果としまして、2.7のかみそりのような切れ味は
失われましたが、余裕のあるチューンによる
低速トルク重視のエンジンになりました。
カレラ3.0は77年まで2年間にわたり生産され
78年にはSCに引き継がれていきました。

ということで。

カレラ3.0は実に運転しやすいポルシェです。

車両は多少重くなったとはいえ、まだ軽い。

このボディーに3リッターの大トルク。

多少トップエンドは眠いですけど。
ポルシェらしい吹けはみせてくれます。

それからボディー鋼板に亜鉛メッキコーティングが
なされたのもこの年から。
私の車にも6年錆保障を謳うステッカーが張ってあります。

ポルシェといえば錆に強いというイメージが
ありますが、それはあくまで76モデル以降でして

それ以前のナローとかは結構さびてますから
維持大変なんですよね。

さて、こんな車なんですが、
私は、こいつを北関東の、中古車屋から
ヤフオクで落札しました。

当時110万円。(笑)

程度はやっぱりそれなりでしたね。
流石に20年超の年月はあちこちに錆が
浮いてきてましたし。

エンジンはやたらラフ
(燃調と点火時期がめちゃくちゃだったせいもあり)
内装もぼろかった。
きわめてダサい70年代調タータンのシート(笑)

ただ改造はあまりされてなかったんで、

爆音を発する社外マフラーを、一緒にもらってきた
ノーマルマフラーに替え、

今の主治医にエンジンを調整してもらい、
だんだん乗りやすい車になっていきましたっけ。

特に参ったのはあのタータンのシート。

アメリカで唯一発見したサイトで
新品を購入。

いつも部品発注している業者さんに
「本当は材料だけでは売らないけど、
あんたなら売ってやる」と言われて購入。
(すげー高かった(笑)

オルタネーターが死去して、
警察署の横で突然死。
警察官の方に構内まで押して貰ったり。

いろいろ勉強させていただきました。
これからも、この蛙さんとともに
カーライフを探求していきたいと思います。

今年の目標は、ラジオのアンテナを元通り動くようにすること
そして、高圧ヘッドライトウオッシャーを
動作するようにすることでしょうか。

がんばります。

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 -スーパーカー列伝

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