スーパーカー列伝41 ジャガーXJ-S、XJS
2016/01/08
こんにちは
私は長くポルシェに乗ってきましたが、別にドイツ車命
ってわけでもありません。
今では、ドイツ車といってもBMもベンツも
「おしゃれ」な内装で素敵で高級なインテリアですけど。
昔のドイツ車なんて「喧嘩売ってんのか」と思うくらい
そっけないインテリアでした。
ベンツの病院の応接間の様雰囲気なウッドパネル。
ポルシェのタータンチェック(笑)と色気のない
ステアリング
そしてゴルフの事務室のようなコックピット周り。
それに比べますと、イタリア、イギリス、フランスあたりは
お洒落な内装で「ホスピタリティー」とはこういうもんか
と思ったもんでした。
そんななかで、当時大学生の私が心底感動したのは
このXJ-Sでした。
なんだかよくわかりませんが、親戚が中古車のブローカー
らしき仕事をしていた時期がありまして、
なんだか面白い車に時々乗っていたんですね。
その一台がXJ-Sでした。
XJ-Sはいまを去ること40年以上前
1975年に登場しました。
当初は名車ジャガーEタイプの後継の
スポーツカーを目指していたようですが、
最終的にはマイルドなGTカーに
まとめられました
ただ当初はスポーツの面影はのこっていたようで
内装はジャガーらしからぬ黒一色のビニールレザーの
インパネだったみたいです。
エンジンははジャガーお得意のV12 5.3リッター
当初コンバーチブルはなく、フィックスドクーペのみでした。
その後1983年には3.6リッター6気筒モデル、
1987年には内装が豪華なウッド仕様に変更と
次第に完成の域に近づいてきます。
このころフォードの資本も入って
ジャガーの品質も向上して、故障もすくなくなって
来たといわれておりました。
そして1991年にはXJS(ハイフンがなくなる)にマイナーチェンジ
見た目は変わりませんがパネルのプレスを見直し
生産性が向上。
フォードにより、品質改善が徹底され、
かつての優雅だが壊れるジャガーからは一応脱却します。
しかし設計から20年が経過し古さは隠せず
1995年にV12が生産中止、そして1996年には
XK8画登場し生産を中止しました。
私が乗せてもらったのはウッドパネルだった気がしますので
すくなくとも1987年以降のモデルだったと思います
V12の静かな走り。
そして驚愕の滑らかさ
すべるように走るってのはこの感じでしょうか。
あの感覚はいまでも忘れられません。
後に私95年式のXJ-6ポンコツを入手しますが
その雰囲気は少し残っていた気がします。
さて、このXJ-Sですが、ミッションに重大な
欠陥を抱えていたらしく、
そのご、何とかごまかして、中古車屋まで運転して
売却した、と言う話を聞かされました。
いやはや、中古車屋気の毒ですね。
バブル絶頂のころ、このXJSのコンバーチブルを
東京の街中で見かけると、その贅沢さ
優雅さに、目がくらむ思いがしたものです。
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