スーパーカー列伝 58 ランボルギーニディアブロ
先日地元の国道で
真っ黒なディアブロをみかけたんで
本日はディアブロで。
ディアブロ。
現物をみますとやっぱり驚きますね。
まずはその音。
おそらくマフラーはノンオリジナルだと
思いますが。
3台ぐらい前を走っていても、
すぐ尋常じゃない快音に
驚かされます。
それから、その低さと幅。
カウンタックより多少大きくなったとはいえ
全長4.5メーター足らずのボディーに
その幅は2メーター超、高さは1.1メータほど
地を這うようなスタイルです。
カウンタックを延々と引っ張って
オリジナルボディーを大改造した
アニバーサリーを販売していた
ランボルギーニ。
その5リッターエンジンは
なんとかつての4リッターエンジンに
分厚いガスケットのような
シリンダブロックを
はさみ、
無理やりストロークアップした
あまり評判がよくないものでした。
当時流浪の民であったランボルギーニの
資力では、やむをえなかったのかも
知れません。
そこへ救い主が
「I Am Chairman Of Chrysler Corporation Always.」
(わたしはいつもクライスラーの会長である)
その変わったつづりを覚えるため、クライスラーの社員が
使っていたという覚え方。
IACOCCA
そうです。倒産寸前のクライスラーの救世主
リーアイアコッカです。
彼はもともとイタリア移民の子供で
イタリア系アメリカ人なんですね。
そのせいなのかわかりませんが、
イタリアンスポーツとは縁のある男。
かのデトマソ・パンテーラは
フォード社長時代にフォード系列のマーキュリー
部門で販売しようと、デトマソと画策したプロジェクト。
彼は、いわゆるプロ経営者ではあるものの
あのマスタングの生みの親でもあり
結構カーガイだったのかもしれません
また夢よふたたび、ということで
ランボを買収したのかどうかは
解りませんが、新型車を開発したい
ランボにとっては幸運でした。
やはりまた下敷きになったのは
カウンタック。
エンジンやパワーとレインの配置は
カウンタックを下敷きにしました。
トランスミッションをコックピットに
配置してパワーとレインを短縮
する方式。
プロペラシャフトがオイルパンの
下を通過するあたりも同じ。
ただし、カウンタックの冗談のような
居住性については、改善をはかる
ということで、ホイールベースは
150ミリ延長されました。
ということでやはりカウンタックに比べると
かなり大きくはなりましたが、
それを補って余りある
新設計の5.7リッターエンジン。
最高出力は492馬力
最高速は325キロ
というんだからすごいですね。
その後も4WD化、ロードスターモデルの投入
限定車イオタ
GT、GTRなど
さまざまなバリエーションを生み出し、
アウディーに売却されるまで
ランボルギーニの唯一もモデルとして
屋台骨を支える存在でした。
デザイナーはまたマルチェロ・ガンディー二。
当初彼のデザインしたディアブロはもっとシャープな
デザインだったようですが、
クライスラーが手を加えて
ディアブロのスタイルが完成しました。
ガンディーニはかなり怒っていたようですが。(笑)
このディアブロ、サイドから見ると
コックピットがいかに前進しているか
がよくわかるデザインですね。
後年のモデルでは、リトラクタブルライトから
固定式のライトに変更(ヘッドライト常時点灯の
国にあわせた)されましたが、
実はこれはフェアレディーZ用の
ヘッドライトだそうで、
当初一部のオーナーが改造していたもの
を、「こりゃええわ」と
メーカーが採用したものなのだ
そうです。(NISSANロゴは
隠してあるそうで)
昨今のスーパーカーブームのなかでは
まだ、あまり評価されていないように思う
ディアブロですが
これはこれでなかなか、いいスーパーカーだと
思いますが、みなさんどうでしょう?
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