スーパーカー列伝62 スバルアルシオーネ
こんにちは
トヨタは プリティ
ホンダは スマイル
日産は ミスフェアレディ
そんじゃスバルは
ミスアルシオーネ
ですね。
スバリストならご存知の通り、
アルシオーネは、
プレヤデス星団の一番明るい星
アルキオネ
の英語読みです。
このスバルで一番明るい星
という名前をいただいた車
力が入っていないわけがありません。
当時レオーネなどの4WDモデルの
走破性や水平対向4気筒エンジンなど
その独自性が評価されていたスバルでしたが
いかんせんマニア向けという域は
出ていなかったように思います。
スバルには、イメージリーダーが必要だったのでしょう。
アルシオーネは1985年にデトロイトショーで
発表されます。
スバルとしては初の海外先行発表でした。
ハリウッドとタイアップしたり
現地で大々的な試乗会を実施したり、
スバルにしては派手なプロモーションを
やったようです。
4WDにフラット4のターボエンジンを組み合わせ、
スバルらしい走破性の高さを追及。
加えて、航空機メーカーらしい、
徹底した空力対策。
日本車で初めてCD(空気抵抗係数)値=0.30の壁を突破することに成功し
CD値=0.29を達成。
そのほか
CD×A(空気抵抗係数×前面投影面積)=0.53、
CLF(揚力係数(前))=0.10、
CLR(揚力係数(後))=0
とだんだんよくわからなくなってきますが
とにかく理想を追求していました。
当初はスタイリッシュなボディーと
価格の安さでアメリカ市場でも
好調だったアルシオーネでしたが、
プラザ合意後の円高不況により
売り上げが低迷するようになります。
価格の安さが維持できなくなってきた
ことで、アルシオーネは高級車としての
位置づけを模索します。
スバルには手持ちのエンジンが1.8の
フラット4しかありませんでしたから
こいつになんと2気筒を追加して
2.7リッターのER27型
フラット6エンジンを搭載した
XT-6というモデルと追加します
(日本では2.7VXというグレードでした)
スバルのアクティブトルクスプリット
4wdシステムは、ポルシェの959と
よく似たシステムで、
当時はエンジンが逆向きの
ポルシェ959などと話題になった
こともありましたが、
当初廉価なスポーツクーペを
高級車にしたてあげるのはどだい
無理な話で、
売り上げが回復することはなかったようです。
この2.7VXのコンセプトはは次代モデルの
アルシオーネSVXに引き継がれていくのですが
この高級車路線への失敗への反省から
大きく豪華で、お値段も高い車と
変貌してしまったのです。
SVXは私も所有しておりましたので
又の機会にでも。
さて、このアルシオーネ
どちらかというと車はいいけど
インテリアもエクステリアもダサいという
定評があったスバルにしては初(にして唯一)
のリトラクタブルライト採用等がんばっていた
ように思いますが、
どうも、妙に未来チックな
操作系(ガンレバータイプのシフトノブとか
航空機を思わせるインパネ)等が、
いまではちょっと古臭く見えますかね。
あとスバルの4WDは車高が
(最低地上高)が高いのか
どうも腰高に見えました。
日本国内での人気はもうひとつと
いう感じではありましたが
その個性は十分感じられる
車でした。
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